Gipsy Kingsが2年ぶりの来日!
というわけで前回に続いて今回も見に行ってきました。
東京公演の場所は渋谷のBunkamuraオーチャードホール。
GGのメンバーや知り合いも何人か見に行ったようです。
ワタクシLuisはチケットを買うのが遅くていい席が残ってませんでしたが、今回は3階席の一番前というおもしろいポジションをゲットしました。
音のバランスは最悪ですが、ステージと客席全体が手に取るように分かるので、ある意味穴場の座席かもしれません。
セットリストはこのような感じです。
Live in Tokyo 27/Apr. 2017
01 Djobi Djoba
02 Tucson
03 Siento
04 Viejo Hombre
05 Montaña
06 Passion
07 Habla me
08 A tu vera
09 Señorita
01 Simplemente
02 La Guerra
03 Inspiration
04 Hotel California
05 Mille Años
06 Samba Samba
07 Palmero
08 Bamboleo
09 Volare
Encore / A mi manera de Nicola
はい、聞きなれないタイトルもいくつかありますね。
ある筋から当日のセットリスト表を頂きまして、それを参考にしてます。
今回の来日メンバーはフロントのステージ向かって左から
Yohan(Nicolasの息子)、Same、Nicolas(御大)、Tonino(巨匠)、Michael(Toninoの息子)、Cosso(Toninoの息子、Michaelとは兄弟)
というメンバーです。バックミュージシャンはおなじみのパーカッショニスト、ドラマー、ベース、キーボード。
キーボードのミュージシャン(Juan Vicente)は前にチコジプのバンドメンバーとして活躍しておりましたが、現在GKに参加。
逆にGKで演奏していたキーボードのミュージシャンが今度はチコジプに。入れ替わりがあったようです。
フロントで気になるのは左から二人目のSameという人物。(そのまんまサメと読みます。)
終始ギターを持たず、なぜか白い靴(それは別にどうでもいいんですが)。
どういう経緯で彼が加入したか分かりませんが、歌はめちゃくちゃうまくてハイトーン。
Facebookによるとアルルの北にあるタラスコン在住で、以前は教会歌手をしていたようです。
しかし・・・コーラスとしてメンバーに組み入れたんだと思いますが、何か違う感じがしました。うまいけどGipsy Kingsのサウンドとはちょっと違うかな、みたいな。
Habla meを単独で歌ってましたが、アメリカ風のR&Bミュージックを聴いてるみたいで、正直なじめない感じ。うまいのは間違いないんですがね。
せめてギターはちゃんと弾いてほしいなーと思いました。とってつけたような感じで、これならNicolasの息子のGeourgeとか連れてきてほしかったなー。
GKのインストゥルメンタル曲、Passionとお馴染みInspiration。
Toninoのギタースキルは相変わらずですが、なぜか食い気味、前のめり風なドタドタ感?を感じました。最近の彼のスタイルなのでしょうか。
でもさすがの巨匠。あの音色は彼にしか出せない芸当かと思います。
Toninoの息子のMichaelは今回いろいろ仕事してました。
リズムギターで見せ場があったり、しっとりした曲(何の曲かは忘れた)でエレキギター弾いてたり、Samba Sambaではなんとパーカッションを担当。インターバルのサンバアレンジで見事なプレイを披露してました。
巨匠の二人が落ち着いた味わいを見せてくれる中、若手のメンバーがサポートして盛り上げてくれるといった構図ですね。
Toninoの新し目のインスト、PalmeroでNicolasとSameが抜けた5人でかなりかっこいいギタープレイを見せてくれました。
あれよかったなー。
最近のGipsy Kingsの曲でYoutubeにアップされていたSeñoritaという曲、個人的に好きです。
Gipsy Kings Señorita 2017
※2017年6月29日一部訂正。
ツアーメンバーの名前と続柄に間違いがありましたので一部訂正いたしました。