GGライブのコロナ対策

メンバーもお客様も会場のスタッフも誰もが安心してライブを行えるように、コロナ禍でのライブ対策としてGipsy Grooveも取り組みを行っております。

夏頃、自粛が開けてライブ活動を再開する時に、今後ニューノーマルとしてどのようにライブを行っていけば良いか、メンバー間でZoom会議を行いました。

ギタリストとしてソロ活動もしているGGメンバーのPaco氏は、整体師の他に衛生管理者など複数の資格を持っております。彼は様々な論文やエビデンスを元に独自にコロナ対策を研究・実践しており、今回の対策会議では非常に実践的かつ効果的な方法を伝授してもらいました。

Paco氏が実践してるコロナ対策を100%行えればまず感染することはないと思わせるほどのものでしたが、それらのうち基本的で効果が期待できる対策をGGライブでも行うようにしました。

手洗い・マスク・消毒など一般的な感染防止策については割愛します。
それらにプラスした独自の対策をご紹介します。

ご来場のお客様全員にヤマシンフィルターマスクを配布

建設用機械フィルタや産業用フィルターを開発している「ヤマシン」という会社が独自に生産しているフィルターマスクをバンドでまとめ買いして、それをライブの前にお客様に配るようにしています。
(毎回多めに用意していますが足りなくなってしまった場合はお配りできないことがあります)

このヤマシンフィルターマスクは保温材や防音材、エアフィルタなどに活用されているナノファイバーで作られています。これは「N95マスク」(米国労働安全衛生研究所(NIOSH)で定められた規格(0.3μm粒子を95%以上捕集)をクリアし、認証を受けたマスク)とほぼ同程度のフィルタ性能があると認められています。


ヤマシンWEBサイトより引用

一般的な使い捨てマスクではウイルスを完全に防御することができませんが、このフィルタマスクはそれらも確実にシャットアウトするほどの効果を持っているので、エアロゾルなどでの空気感染も防ぐことが期待できます。

詳しくはヤマシンフィルタのWEBサイトをご覧ください。

話が逸れましたが、この高機能マスクを皆さんにお配りして安心してライブをお楽しみ頂けるようにしています。(お配りしたマスクを装着するかどうかは皆様の判断にお任せしています)

歌うメンバーはマイクシールドを装着

声を出すメンバー(ボーカル、コーラス)は必ずマイクに専用の透明シールドを装着するようにしています。


こんなやつ

会場によってはステージと客席の間に透明のシートやアクリル板を設置するなど対策をしているところもありますが、そのうような場合でも必ずマイクシールドは装着するようにしています。
声量を出して歌うとどうしても飛沫が心配ですが、シールドをつけることで客席側に飛散することを防ぐ効果があります。

客席とステージが近い場合はマウスガードやマスクを装着して演奏

通常は客席とステージに2mほどのディスタンスを取るように心がけていますが、どうしても距離が保てない場合、上記のマイクシールドにプラスしてマウスガードやマスクをして歌うようにしています。ちょっと苦しいし声もこもるのですが仕方ありません。

終演後にマイクの消毒

ライブ終了後はお店や会場の許可を得て、各々使用したマイクの消毒を行います。
これは次に使う方への感染を防ぐ目的もあるし、普通に唾が付着して汚れているので、単純に綺麗にしておきたいなーという理由からです。
お店によってはマイクカバーを用意してくれているところもありますので、その時の状況に応じて臨機応変にやってます。

ライブ配信の試み

まだしばらくコロナな世の中が続きそうなので、今後はライブ動画配信も積極的に行いたいと思います。
Facebook、Instagram、YouTubeでそれぞれテスト的に配信を行ってきましたが、だんだんそれらのやり方が分かって来たので、今後はもっと積極的に取り組んでいこうと思います。


先日のライブでは小型アクションカメラGoProを使ってFacebookライブ配信を行いました。

こんな感じでライブ会場に足を運ばなくても自宅で皆さんにGGライブを楽しんでいただけるような流れにしたいです。
その場合、次回生ライブに来たいただいた時にチップをはずんで下さるとメンバー一同大喜びです^^(チップをオンラインで支払えるシステムも活用しようかと思案中)

その他、もっとマニアックでより効果的な対策方法があるのですが、とりあえず今回はこの辺で。状況は変わってくると思うので、また随時加筆していきたいと思います。

* * *

こうやって我々が楽しくやってる中で、本当に大変なご苦労をされている医療関係者の皆様、ありがとうございます。
本当はこれ以上感染者を増やさないためにライブなんて行わず家でじっとしているのが一番なのかもしれません。そういう葛藤の中で僕らもなんとかライブを継続できるように対策をしています。
今後どうなるか分かりませんが、現時点ではこんな感じということでご報告がてらブログに書いてみました。

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