2015年、2016年と来日公演を行い、ジプシールンバファンのみならず、音楽ファンを魅了した南フランスのギタリスト、Mario Regis率いる「Gipsy del Mundo」が今年もやってきます!
今回の公演は、5/2(水)渋谷のおしゃれなカフェ・ダイニングで行われるライブ(2ステージ)のみ!この機会是非お見逃しなく!
2018年5月 Gipsy del Mundo 来日ライブ情報詳細
日程:5/2(水)
会場:eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
時間:
1st OPEN 17:30 / START 18:30
2nd OPEN 20:50 / START 21:30
料金:
10,450円(ディナービュッフェ+フリードリンク付き・サービスチャージ込み)
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e+ GIPSY FIESTA 2018
※英語のページのみとなります。
Mario Regis 略歴
Gipsy KingsのメンバーPatchai Reyesの義理の息子でもあるMario Regisは、若かりし頃からギタリストとしての頭角を現し、父親のBik Regis、弟のChou-Chouとともにヨーロッパ各地で演奏活動を繰り広げます。
Marioは南仏ジプシールンバのギターの巨匠、故Manitas de Plataにもその才能を認められ、Manitas本人から「後継者」と言わしめたほどの実力者です。
元Gipsy KingsのChico Bouchikhiが1992年にBik Regisとともに創設したバンドがChico & the Gypsiesです。
Bikの息子であるMarioはリードギタリストとしてグループの黎明期に活躍したメンバーとしても知られています。
また、Gipsy Kingsはメンバーが流動的なのはよく知られていますが(笑)、彼らの2003年北米ツアーの際にはリードギターTonino Baliardoが不在だったため、その代役としてMario Regisがリードを務め、見事に大役を果たしました。
現在はRegisファミリーを核としたグループ「Gipsy del Mundo」のギタリスト、そして歌い手としてヨーロッパを始め世界各地でライブ活動を行なっています。
Gipsy Kingsのメンバーにも慕われるギタリスト
フランスのTV曲「ARTE」で放映されたドキュメンタリー「Kings of the World」ではRegisファミリーほか、Gipsy Kingsのメンバー達とも音楽で交流している様子を見ることができます。
別の映像ではNicolaともジャムってます。
ファミリーや仲間どうしで即席のユニットを作り演奏を楽しむのは彼らにとって日常の出来事。
そういう環境で生まれ育ち、幼い頃からギターと歌に親しんで来た彼らにとって、音楽で生計を立て、一流のミュージシャンになることこそ大きな誇り。
数多くの演者の中でも類まれな実力を発揮しているMario Regisは、名実ともに現代の南仏ジプシーミュージックシーンを牽引する存在であると言えるでしょう。
多くのギタリストに影響を与えているMario Regis
哀愁を感じさせる旋律を自在に奏で、時にトリッキーなギターテクニックは多くのギタリスト達に影響を与えました。
一定のテンポで流れ行くジプシールンバ。ともすると単調になりがちなそのリズムの中で、いかにギターを「表現」するか。
Mario Regisはある意味一つのスタイルを確立したと言ってもいいかもしれません。
Mario Regisの代表曲「Un Hombre」。哀愁に満ちたメロディーと心に刺さるような絶妙なギタープレイはまさにMarioの真骨頂とも言えます。
この曲は日本ではあまり知られてないかもしれないけど、南仏の多くのジプシーミュージシャンを魅了し、多くのアーティストがカバーしています。
Mario Regisの後を引き継ぎ、現在Chico & the Gypsiesでリードギターを務めるKema Baliardoも好んでこの曲をライブで演奏しています。
彼もMarioに影響を受けた一人と言っていいでしょう。
ショーアップされたド派手なGipsy KingsやChico & the Gypsiesのライブと比べると、主にギターと歌のみでライブを行うGipsy del Mundoのショーはいささか地味で控えめに映るかもしれません。
しかし南仏ジプシーミュージックの本来の姿、魂のこもったギターと歌を存分に味わえることができる貴重な存在であることは確かです。
なかなか日本で見ることができないので、5月の来日公演は必見です!!
ダンサーとしてGipsy GrooveのRioが出演!!
5月のGipsy del Mundo来日ライブに、なんとGipsy Grooveのダンサー、Rioが特別出演することになりました!!
前回の来日ライブで飛び入りで踊ったのをMario Regisも覚えていたようで、トントン拍子に出演が決まったそうです(^^)/
フラメンコともベリーダンスとも違う、ジプシールンバのダンス(僕らは便宜上「ジタン・ダンス」と勝手に呼んでます。)がどういうものか、ちゃんと理解して踊っているのは、日本ではおそらくGGのRioだけなんじゃないかと思います。
・・・っていうと手前味噌な感じなのですが、本来はジプシールンバのリズムにノッて楽しく踊れればそれで良し!コレっていう型や形式などもなく、ギターや歌に合わせて誰でも楽しめるダンスなんです。
まあ、このノリをつかむ、っていうのがちょっとコツがいるのかもしれません。
Mario Regisの奥様、Pepaさんが踊っている映像がありますので、これを見ると「なるほど、こういう感じなのね」というのが分かるかと思います。
ジプシールンバの音楽をもっと広めたい!と思いつつ活動している我々Gipsy Grooveですが、このダンスについてもノリを掴んで楽しく踊れる人が増えたらいいな!と思ってます。