昔のGipsy Kingsの貴重なライブ映像、そして現在のメンバーたちの状況

Facebookから貴重な映像が流れてきました。
Gipsy Kingsの初期の頃でしょうか、若々しいメンバーたちが楽しそうにDjobi Djobaを演奏しています。

この動画の詳細は分かりませんが、おそらくLos ReyesからGipsykingsへと移り変わるメジャーデビュー前後の時代かと思います。
1982年にPhilipsから発売された「Djobi Djoba」そして1983年にPhonogramから発売された「Luna de Fuego」(後に2つのアルバムが合わさった「Djobi Djoba – Best of Gipsy Kings」として日本で発売される)くらいの時期に撮影された映像かと考えられます。
映っているメンバーは向かって左からPachai Reyes、Nicola Reyes、Diego Baliardo、Tonino Baliardo、Pablo Reyes、Nino Baliardo、Chico Bouchikhi。

追記:Facebookページの紹介文によると「1987 | Gipsy Kings | Djobi Djoba」となってました。Gipsy Kingsメジャーアルバムが発売されるちょっと前くらいですね。

何かのテレビ番組で紹介されて演奏をしていますが、とにかく若々しい。
マイクを1本だけ前に置いてほぼ生演奏。Toninoのリードギターが聞こえづらくてもお構いなし。
ストラップは使わずに片足を台に乗せてギターを抱えながらの演奏スタイルも初々しさを感じます。

何よりメンバー全員がとても楽しそうに笑顔で演奏しているところにキュンとしちゃいます。彼らにもこんな時代があったのかと感慨深くなりますね。

* * *

一方現在は・・・

2013年のアルバム発売の後、メンバー間でいざこざがあったのか現在はほぼ分裂状態のGipsy Kings。

おそらく2013年に故郷アルルの闘牛場で開催されたGipsy Kingsコンサート以来、オリジナルメンバー揃っての大きなライブは行われていないと思われます。

Gipsy Kings aux Arènes d'Arles (1)

2017年現在、彼らはそれぞれのユニットで別々に活動を続けています。

Nicolas ReyesとTonino Baliardo率いる「本家」は彼らの子供たちを正式メンバーとして加えワールドツアーを行っています。
2015年と2017年にはこのメンバー構成で来日を果たしました。

The Gipsy Kings Nicolas Reyes & Tonino Baliardo " 1000 años "

Pablo、Pachai、CanutのReyes3兄弟はChico & the Gypsiesのライブに参加するなどし、最近ではGipsy Kings and Chicoというユニット名で新曲を公開してたりしてました。

Gipsy Kings & Chico - La Guapa (Clip Officiel) ft. Rio Santana

Reyes家の末っ子Andreは息子やいとこのMario Reyes、ベテランのルンバミュージシャンChico Castilloらとともにユニットを組み、ヨーロッパ各地でライブを行ってますね。

Concertó gipsy kings André reyes,chico castillo,Mario reyes,Yacine dahmane,Thomas reyes

Toninoの兄たち、Barialdo家のPacoとDiegoもそれぞれ自分たちの息子らとユニットを組み、各地でライブをしているようです。

GIPSY KINGS LIVE CONCERT BELGRADE (MY WAY)

ステージ向かって右から二人目がPaco Baliardoかな?

GIPSY KINGS By Diego BALIARDO 2017

向かって一番右がDiegoだと思います。

以上すべてに共通しているのはGipsy Kingsオリジナルメンバーが一人でもいれば「Gipsy Kings」と名乗れるところですね。

しかしながらパフォーマンスの中心となっているのは主に若手のメンバーたちです。
彼らは南フランスの地元ではそこそこ実力があるミュージシャンたちなのでしょうが、世界的なミュージックシーンではほぼ無名。
しかしGipsy Kingsのオリジナルメンバーが一人でもいれば、それすなわち「Gipsy Kings」と相成るわけです。

ライブでやる曲もバンドの構成もだいたい同じ感じなので、それほど詳しくないGKファンにしてみたら元々の本家とはっきりとした違いを認識できないんじゃないでしょうか。
乱暴に言えば「Gipsy Kingsと名前を冠するだけでお客さんは入る」ということ。「GKネームバリュー商法」とでもいいましょうか 笑。

確かに若手のエネルギッシュなギタリストや歌い手たちは実力もありみんな上手いです。
しかしやはり昔からのコアなGKファンとしてはオリジナルメンバーでの復活を見てみたいというのが本音です。(メンバーの名前を全部サラッと言えるようなマニアなGKファンがどれだけいるのか知りませんが・・・)

冒頭で紹介した映像を見ながらアレコレ考えてしまい思わずブログに書きました^^
(Luis)

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