3月の後半、土日連続でライブが続いた。
まずは土曜日、八王子駅前のビル内にあるスペインレストラン「Gran Deseo」でのライブ。
このグランデセオ、数年前にこのビル内に引っ越しをしたのだが、それより前は八王子駅の北口にある雑居ビルに店舗を構えていた。
その当時はGGのライブをほぼ隔月でやらせてもらっていたのだが、新しいところに移ってから今回が初めて。
久しぶりの八王子ライブということで、とても楽しみだった。
とくに八王子の近くに住むメンバーのPacoは場所も近いしかなりリラックスした様子。
日頃の仕事でたまったストレスを一挙に吐き出すべく、狂乱のライブが始まった。
のっけから暴走気味のPaco。
後ろには、福岡から来たGGファンのロベルト北村氏が特別参加してくれたのだが、Pacoの強烈な勢いに完全に飲まれてしまったかたちだ。
他のメンバーはいつも通りバッチリ演奏をお届けする。
しかし、「El Camino」というGGのオリジナル曲を演奏した時、KGがサビの重要な部分をすっぽかして他のメンバーが唖然とする場面があった。
かつてのKGであればこの過ちに自らおののいてニコラ顔※になってしまうのが落ちだったが、最近では間違おうが何しようが常にドヤ顔。
そういう意味では彼もずいぶん成長した。
※ニコラ顔:ニコラとはKGの飼い犬のチワワ。いつも怯えて泣きそうな顔になっているのが特徴。
GG黎明期ではよくKGのニコラ顔が見られたが最近は影を潜めている。
さらにライブは続く。
Pacoが俄然勢いづく。
Luisがボーカルをとる「Fatima」にて。
Pacoは傍らに寄り添い、破壊的なギターを打ちならす。
正直、笑いをこらえるのに必死だった。
Pacoは普段はいたって温厚な人物だ。
「パフォーマンスのために狂ってるんです。」とはにかみながら語る彼こそ真のエンターティナーではなかろうか。
ライブも終盤。
店のオーナーであるAMIGOも登場。
リズムが異次元を行ったり来たり。
オレー!アミーゴっ!。
2部制のライブが一しきり終わった。
その後はもちろん流し演奏タイム。
会場の客席を縫うようにしてウロウロする。
ギター人数が多いので多少バラけても何とかなる。
お客さんの目の前で威圧的な演奏を行う。
久々の八王子ライブ。
久しぶりに顔を合わせたお客さんも多く、また初めて見に来られた方も。
みなさんとても楽しんでいただけたようで何よりだ。
お店のスタッフにも気に入られて、次回のライブも決定。
西東京の新たなライブスポットとして今後も展開していきたい。
まかないで頂いた黒パエリア。
今回もお疲れ様でござんした。